タワーマンション(超高層マンション)とは?
タワーマンションの定義をご存知ですか?超高層マンションと呼ばれるものは、階数と高さの基準を満たしているものになります。
タワーマンション(超高層マンション)ってなに?
タワーマンションとは、普通のマンションと比べて際立って高いマンションのことで、略称「タワマン」と呼ばれています。
一般的なマンションの定義と違う事は、
- まずは「階層」!
- 建築基準法などの構造基準の違いから、階数にしておよそ「20階以上」であることが決められています。
- 次は「高さ」!
- 一般的には、高さ60m以上のもの、または環境アセスメント条例が適用される「高さ100m以上」のものを、タワーマンションと認められています。(環境アセスメント条例とは、大規模な開発事業などを実施する際に決められている手続き等の条例のことです。東京都の環境アセスメントについてはこちら。)
日本で最初のタワーマンションは、埼玉県の「与野ハウス」
与野ハウスは、高さ66mの21階建て、総戸数463戸のマンションで、タワー型超高層マンションとしては、日本で最初の1976年に建てられました。
エントランスや中庭が広かったり、木々が生い茂っていたり、敷地内に幼稚園があるなど複数の施設が入った集合住宅となっており、当時としてはたいへん画期的な設計で、現在のタワーマンションの礎となっています。
現在こそ高い建物が増えましたが、当初は与野ハウスのみが高くそびえ立っており、ランドマーク的な存在でした。
現在では、スーパー、ドラッグストア、本屋、コンビニ、ショッピングモールがあり、今ではさいたまスーパーアリーナや、コクーンシティができ、大変賑わった地域に立っているタワーマンションです。
タワーマンションの定義までは届いていませんが、鹿島の椎名町アパートは、1974年に建てられた18階建ての高層マンションで、タワーマンションの前衛と言われています。
世界で一番高いタワーマンションは、アメリカの「432パーク・アベニュー(432 Park Avenue)」
432パーク・アベニューは、高さ426.1 mの96階建て、世界一高いタワーマンションとして、2015年に完成しました。
総戸数125戸で、1戸事の間取りが広いのはアメリカさながら、例として一部屋322mの程度のものなどがあるようです。
建物の特徴的な外観の窓は、一つひとつが大きく3m2が規則正しく並んでいます。
居住者は、プライベートレストラン、食事やイベント用の屋外テラス、23Mの屋内スイミングプール、ジム、サウナ付きスパ、スチーム、マッサージルーム、ライブラリーなど、2,800m2近い広さの設備が生活の一部になります。また細かい施設としてビリヤードルーム、上映/パフォーマンス会場、会議室、子供用プレイルーム、ヨガスタジオなどなど。
サービスにスイート内での食事とルームサービス、コンシェルジュ、敷地内の駐車場などには24時間対応のドアマンが対応してくる、まさに超富裕層用の住居となっています。
世界一高い高層ビルは、ドバイの「ブルジュ・ハリファ」
タワーマンションに近い、ビルとしての建造物は、世界にはアメリカを始め、シンガポール、中国、中東にたくさんありますが、その中でも断トツに高い世界一のタワーマンションが、「ブルジュ・ハリファ」です。
高さは、828.9mあり、世界二位の台湾にある「台北101」の509.2mより大きく高いタワーマンションになっています。
世界には、現在も次々とタワーマンションが立てられており、次の世界一(2016年予定)となるのはクェートの「ブルジュ・ムバラク・アル=カビール」と言われており、高さは1001mで、これまた断トツな高さです。
日本一高いタワーマンションは、東京の虎ノ門にある「虎ノ門ヒルズレジデンス」で、247.00mあり、これも断トツで日本一です。
日本は地震が多い国なので、高い建物は高度なテクノロジーが必要な耐震性のある建物でなければなりません。
タワーマンションの魅力
さて、タワーマンションと聞いて、皆さんは何を想像されますか?
やはり、まずは高層階からの眺望をイメージされるのではないでしょうか。
しかし、タワーマンションの魅力は高層階からの眺望だけではないんです!?
- 24時間のフロントコンシェルジュがホテルのようなサービスをしてくれる。(クリーニングの受け渡しやハイヤー手配等)
- 友人や地方からの家族などが遊びに来たときに格安でそのマンション内のゲストルームに宿泊ができる
- 高層マンションを活かし、上階にてパーティー等が時間貸しできる施設があり、利用できる
- ジム・プールがマンション内にあり利用できる
最近では、駅直結やスーパー・保育園・など複合施設と直結しているタイプ・温泉付マンション(自分のお風呂の蛇口を捻ると温泉が出る等の、新たな魅力をもったタワーマンションが続々と登場してきています!
またタワーマンションは一般のマンションとは違い、内装がワンランク上の仕様が施されていることがおおく、それだけでもタワーマンションという特別感を味わう事ができます。
住めないほどではない家賃のタワーマンション
高層階なんて、価格が高すぎて住めないよ・・・・という貴方!
中層階・下層階は高層階に比べ、低価格である事が多くあります。
中層階、下層階ではたしかに高層階程の眺望は見られませんが、タワーマンションという魅力・特別感・充実感は階数なんて関係ありません!
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タワーマンション生活の特徴・メリット
窓から眺める眺望の良さ
タワーマンションの魅力の一つはなんといってもその高さからくる、眺望が暮らしの一部になるところにあります。高層階から見渡す景色は素晴らしく、昼でも夜でも心を気持よくしてくれます。
山に登った時に感じる、視界を遮らない気持ちよさを、タワーマンションでは毎日味わう事ができます。下からみてもその高さに圧巻でしょう。
また、その高さから、カーテンをしなくても、外から人に見られるということがないので、とても開放的でいられます。風もよく通り、日当たりも最高といえます。
ですので、高い所が苦手な方は、済むのに適していないでしょう。
毎日訪れる絶景な夜景
タワーマンションを求められる方の多くは、この夜景に興味があり求められてきます。
東京のタワーマンションの夜景は、本当に素晴らしいものです。街にはダイヤモンド級の光が溢れ、それを眺めながら誰かと過ごす生活は代えがたいものがあります。
寒くなってくると冬は日が落ちるのが早いので、夜景を見ながらの内見も可能ですのでぜひ味わってみてください。
都会の摩天楼を見下ろす生活は、セレブのそれと同義です。特にビルが立ち並ぶ江東区周辺のタ夜景は最高といえましょう。
充実した共用設備
タワーマンションの魅力に、施設内にある使って良い施設が充実している事もあげられます。
プールやフィットネスジム、パーティールームやゲストルーム、バーなども付いているタワーマンションが多くあります。
賃貸している方のお知り合いですと使っていい所があったりしますので、豪華な雰囲気のパーティールームを貸しきって、飲み会を楽しむ。なんてこともできます。終電を逃してしまったり、酔いつぶれてしまったらそのままゲストルームに泊まってもらう、なんてこともできるでしょう。
プールやフィットネスジムで健康的な身体を、機器を使って作り上げることもできます。
虫の被害が圧倒的に少ない
高層階は特になのですが、虫が殆どいなくなります。窓を開けても虫の飛来を恐れる必要がなくなります。夏にかゆい思いのする蚊ともおさらばです。家庭の敵ゴキブリも、外からやってくるタイプのものはいなくなります。お家に住み着くほうは人が多くいるところは可能性が高くなるでしょう。
高い階層であればあるほど、虫に合う可能性はどんどん低くなっていくでしょう。昨今は照明にLEDが使用されているため、紫外線で寄ってくるような虫も、より寄り付かなくなっています。あるとしたら何かにくっついたり飛ばされてくる場合であることが高いでしょう。
夏は涼しく、冬は暖かい
空に近いほどカラっとしており、風も強いので、夏でも窓を開けていると快適に過ごせるのがタワーマンションです。その分、日差しが強くなるので、日差し対策が必要になってきます。しかし、冬はこの日差しが部屋を暖めてくれるので、心地良い季節を過ごすことができます。
しかし、タワーマンションはビル風が吹くので、部屋の位置によっては、このメリットが受けられないところもあることに気をつけなければいけません。
エントランスの華やかさ
タワーマンションの多くは、エントランスが広く、また地震の重さに耐えれる構造の素材が使われている為、とても豪華な材質で作らえれています。またコンシェルジュのサービスが付いているタワーマンションが多いので、御用聞きとして何かと便利な生活を送る事ができます。
その華やかさに、住むところを探す際は色々見て回りたくなってしまい、中々決められない事もよくあります。
タワーマンションに住むときに気をつけること・デメリット
耐震性に優れているがゆえに、よく揺れる
タワーマンションは地震がきた時、その力を散らすために高層階にいくほどよく揺れるようになっています。そのため、家具などは固定されるものになっていたり、物などが落ちないよう、または落ちても平気なように考えて物を配置しなければなりません。
混みあう時間は、エレベーターに時間がかかる
朝の通勤時間や、夜の帰宅時間は、エレベーターがよく使用されるため、エレベーター前を待つ時間が長くなってしまいます。タワーマンション生活は、このエレベーターの待ち時間を考えた行動をしなければいけません。
外出が億劫になる
タワーマンションの生活は、本当に素晴らしいもので、施設も整っているため、出かけなくなってしまうことになれてしまう方も少なくありません。高層階では、タワーマンションの出口まで行くのに時間がかかる、時間に寄ってはエレベーターに時間が掛かる、ので、ちょっとどこかへ出かける。というのが億劫になってしまうようです。
タワーマンションの低層階に住むメリット
タワーマンションの何よりも魅力的なのは、部屋から見える外の眺望の良さがあげられます。ですが、低層階に住んでも損なわれないタワーマンションのメリットをご紹介します。
高層階のデメリットが全てなくなる
高層階は、揺れる、エレベーターに時間がかかる、外出が億劫になる。といったデメリットがあります。低層階はその全てに当てはまりません。外に出てうっかり忘れ物をした時など、時間のロスは大きく違うでしょう。
共用設備、サービスは同じ
家賃は階数で大きく違いますが、タワーマンションが備えている設備やサービスは同じものを受けることができます。ゲストルームやパーティールームを揃えているところは多くありますし、フィットネスジムやプール、中には温泉施設などが備えられている所もあります。お部屋の大きさは同じでも、家賃が何倍も違いますが、これら全て同じサービスを受けることができるのは大きなメリットです。
何より家賃が安い
低層階と高層階の家賃は、同じお部屋の広さでもとても差があります。ですが上記に記してあるメリットを全て授与する事ができます。家賃が違っても同じマンションに住んでおり、同じエントランスや施設を利用できる。これは低層階の大きなメリットです。