赤坂の超高層タワーマンション賃貸

首相官邸や国会議事堂といった政治の要となる建物から高級料亭や複合施設まで、ありとあらゆるものが詰まっているのが赤坂です。

ショッピングや観光で赤坂を訪れる方は多いかもしれませんが、「赤坂に住みたい」「賃貸タワーマンションに住む」ことを考えたことはありますか。考えたことがない方も現在検討中の方も、赤坂を「住みやすさ」という観点で見てみると、新たな発見があるかもしれません。

ちなみに赤坂には15棟以上のタワーマンションがあり、選択肢は豊富にあります。そこで赤坂の歴史や周辺施設など、赤坂の住みやすさに関係することをまとめました。

赤坂が現在の姿になるまでの経緯は？歴史から見る赤坂

時は江戸時代。徳川家康が江戸城周辺の整備を行った頃に、立地面で優れているという理由から赤坂も発展していきました。赤坂は高台にあり周りを見渡せるという地理的に有利なエリアとして、江戸城の西側を守る拠点として家康に重宝されました。

そのため多くの旗本や大名が住む武家屋敷が次々と建てられ、赤坂が発展するきっかけになったと言われています。

その後戦国時代が終わり、明治維新が起こると、これまで使用されていた武家屋敷は、京都から移住してきた政府の要人が住む邸宅として使われるようになったため、発展してきた赤坂が後退することはありませんでした。

少し時が流れた昭和のバブル期は、赤坂の発展をさらに後押しするものとなりました。ディスコやナイトクラブなどが立ち並ぶ「ネオン街・夜の街」となると同時に、政府関係者や芸能人が利用する高級繁華街としての顔も見せ、多くの人が夜の楽しみを求めて集まる街になっていったのです。

バブル崩壊後の低迷により一時は苦戦したものの、赤坂を含む港区の再開発により最近では息を吹き返し、現在に至っています。

赤坂の住みやすさは？立地環境から考える賃貸タワーマンション暮らし

2019年8月1日時点で確認されている人口は約19,000人ほどです。赤坂は都心の中心部に位置していて、「赤坂見附・赤坂・溜池山王」といった地下鉄の駅に加え、東京メトロも利用できるため、交通手段が豊富で最寄駅も多数あります。

東京メトロ銀座線を利用すれば「銀座・渋谷」へ、東京メトロ丸ノ内線を利用すれば「新宿・東京」にアクセスできるので利便性は非常に高く、朝早くから夜遅くまで電車に困ることはないでしょう。

また港区のコミュニティバス「ちぃばす」（小さいバスまたは、地域に愛されるバスという意味を略したもの）が走っており、表参道・青山・六本木方面へ、のんびりと移動することもできます。

赤坂にあるタワーマンションの多くは、駅から徒歩5分圏内、遠くても7分圏内と駅の近くにあるため、通勤や買い物のために駅まで行く必要があっても苦にならない距離です。

このように赤坂は自家用車を所有していなくても、公共交通機関を上手に活用することで、都内の様々な場所にアクセスできる大変便利な立地環境にあり、住みやすさは良好といえるでしょう。

赤坂の住みやすさは？賃貸住宅事情から考えるタワーマンション暮らし

赤坂のタワーマンションについて取り上げる前に、タワーマンションを簡単に説明したいと思います。

厳密に何m以上、何階以上がタワーマンションという定義はありませんが、建築基準法によると高さ60m以上のものを、超高層建築物と呼ぶことが多いようです。60mは約20階に相当するため、20階以上のマンションをタワーマンションと呼ぶことが多いようです。

では賃貸タワーマンションに住もうと思った場合の家賃は、アパート・マンションに比べて高くなる傾向にあるのでしょうか。一例として赤坂にある賃貸マンションと賃貸タワーマンションの物件を比較してみたいと思います。

まずは賃貸マンションの最低相場からです。

• 1R：7.6帖　10.3万円　築16年　4階　徒歩6分
• 1LDK：リビング17.1帖、洋室6.2帖　29万円　築8年　10階　徒歩8分
• 2LDK：リビング14.5帖、洋室7.0・6.6帖　32万円　築7年　7階　徒歩4分

左から順番に間取り、家賃、築年数、所在階数、最寄駅までの時間となっています。

次に賃貸タワーマンションの最低相場です。

• 1R：洋室9.3帖　18万円　築12年　12階　徒歩6分　屋上庭園付き
• 1LDK：リビング14帖、洋室6帖　28万円　築16年　14階　駅直結
• 2LDK：リビング15.4帖、洋室11.5・6.3帖　45万円　築27年　25階　徒歩6分

1R・1LDKといった単身・夫婦向けの間取りだと、賃貸マンション・賃貸タワーマンションどちらも同じような家賃から始まるようですが、2LDK以上のファミリータイプになると、差が開いてきます。

もちろん間取りの広さ、駅までの距離、築年数など様々な要素によって家賃は変わりますが、物件によっては賃貸マンションより賃貸タワーマンションの方が安くなる場合もあるようです。

高層階を狙って物件を探したり、 屋上庭園付きや駅直結のように設備や立地面で、賃貸マンションと比べてプラスアルファの魅力がセットになっている物件も多くみられ、物件探しの幅を広げられるのが賃貸タワーマンションの魅力の一つです。

「タワーマンション＝高級」というイメージを持つかもしれませんが、赤坂にある賃貸マンションと賃貸タワーマンションの物件を比較してみると、一概にはそうではないこともあります。よって赤坂の賃貸タワーマンションでの住みやすさは良好といえます。

もしあなたが赤坂にある賃貸タワーマンションへの入居を検討しているなら、例で挙げたような物件比較をすると家賃・立地面での不安を解消できるかもしれません。

赤坂の住みやすさは？周辺施設から考える賃貸タワーマンション暮らし

赤坂には政府関係者や芸能人が利用する高級料亭もありますが、複合施設・マッサージ店などもあり、観光客も訪れやすい街になっています。駅の北側はビジネス街や観光地ですが、南側は住宅が広がっているため、赤坂を楽しみたいなら駅の北側を散策するのがおすすめです。

ここでは赤坂にある人気の料亭や商業施設を取り上げ、そこから住みやすさについて考えたいと思います。

赤坂で人気のある料亭3選

※画像はサンプルです。

• 「浅田」
  

  1659年に創業して以来、350年以上にわたり加賀料理の伝統を守り抜いてきた老舗料亭です。赤坂駅から徒歩3分、赤坂見附駅から徒歩4分の場所にあります。

  カニや甘エビなどの鮮魚類は金沢港で水揚げされたものを使用しているほか、野菜・そば粉・水といった食材も石川県産のものを用いており、加賀料理を堪能することができます。

  かつては花街・赤坂の象徴であった300名近い芸者衆も、現在では25名まで減少している貴重な存在ですが、芸者衆の唄・踊り・三味線・鳴り物といった伝統芸能のおもてなしも感じながら、加賀料理を味わえるのも「浅田」の大きな特徴になっています。

  初めてのお客さんにも気軽に、そしてリーズナブルな価格で料理を味わっていただきたいという想いから、人気のある五段弁当（ランチ）は6,000円から、加賀懐石料理（ディナー）は16,000円から用意されています。

• 「松葉屋」
  

  赤坂駅から徒歩2分、赤坂見附駅や溜池山王駅からも徒歩5分程度と、駅近の料亭で交通の便が良いので足を運びやすい立地です。

  1976年に松茸専門店としてお店をオープンさせたこともあり、松茸を使った懐石料理が人気を集めています。

  「松葉屋」では松茸のほかに、飛騨牛を扱う専門としても有名で、すき焼きやステーキが人気です。松茸ご飯のおかわりが自由な平日限定のメニューや、5,500円からのランチ、11,000円からのディナーなど、お客さんの心を満足させる専門店のこだわりを味わうことができます。

• 「北大路 赤坂茶寮」
  

  全席完全個室のおもてなしをしてくれる「北大路 赤坂茶寮」は、大切な人との出会いの一時をコンセプトにした、創業90年の歴史を持つ料亭です。

  春夏秋冬それぞれの季節にピッタリの厳選された食材から作られる日本料理をメインに、宴会・歓送迎・法事などの団体から、少人数でのランチやディナーまで、幅広い年齢層の人が利用しています。

  「北大路 赤坂茶寮」にて日本料理を味わうこともできますが、会議や接待時に活用できる、仕出し弁当も用意されています。月間平均で10,000食以上販売されている弁当は官公庁や大手企業のお客さん御用達になっています。

  このように個人や友人とのランチやディナー、会社での集いなどに利用できる料亭から高級料亭までが多くあり、おもてなしには最高の環境が充実しています。どの料理も立地面で便利な場所にあるのも嬉しいです。

赤坂で人気のある複合施設3選

• 「赤坂サカス」
  

  TBSテレビがある複合施設として地元民や観光客から人気を集めています。定期的にイベントが開催されていて、冬場にはスケートリンクも登場するため、子供から大人まで楽しむことができます。

  赤坂駅と直結していて、イベントだけでなくグルメや買い物でも満喫することができる複合施設です。

  

  「赤坂サカス」のエリア内にあるマイナビBLITZ赤坂は、TBSが運営しているライブハウスで、約1,500人を収容することができます。定期的にワンマンライブが行われていて、音楽を身近に感じることができます。

  しかし残念なことに2020年9月22日にライブハウスとしての営業を終了し、収録スタジオに生まれ変わることになりました。

• 「東京ミッドタウン」
  

  赤坂に隣接している六本木にある複合施設で、自然を感じられる緑と6つの建物が集合しています。

  130近くのショップやレストラン・美術館やギャラリー・医療機関・ビジネスやパーティーに使えるホール・4つのイベントスペース・サービスアパートメントやホテルが集まっている小さな街で「東京ミッドタウン」という名前にピッタリです。

  複合施設を巡って楽しむも良し、公園でのんびりしたり散歩するも良しと、都心にある憩いの場所になっています。

• 「赤坂インターシティAIR」
  

  東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅に直結し、すべての人に安らぎや癒しを感じて欲しいという想いから2017年にオープンした、立地の良い赤坂の新しい名所として親しまれています。

  オフィスを中心にショップやクリニックのほかに、結婚式の2次会としても利用できるレストランもあり、様々なシーンで利用できるのが「赤坂インターシティAIR」です。

  ここで紹介した複合施設以外にも、六本木ヒルズ・アークヒルズなどもあり、幅広い年齢層の方が、遊び・ショッピング・グルメ・癒しのジャンルで楽しむことができる住みやすい環境で、赤坂の賃貸タワーマンションでの生活を充実させるものになります。

まとめ

赤坂にある賃貸タワーマンションに住むことを考えている方に向けて赤坂の魅力や住みやすさをまとめてきました。

都心でありながら緑もたくさんあり、立地面でも非常に便利なことから、単身・夫婦・ファミリーすべての層の方が住みやすい街であることがわかりました。

赤坂を訪れたことがない人は一度自分の目で赤坂の様子を確かめに行くと、新生活をイメージしやすくなるかもしれません。